偏頭痛
- 「ズキズキ」と脈打つような痛み
- 頭痛が起きる前に光がチカチカする
- 身体を動かすと痛みが悪化する
- 月に1~2回、週に1~2回の頻度で起こる
- 日常生活に支障が出るほど痛みがある
偏頭痛とは|アイ鍼灸整骨院 平塚店
偏頭痛とは、血管が拡張することでズキズキと脈打つような痛み(拍動性)がある頭痛です。
月に1~2回や週に1~2回ほど発作的に起こるのが特徴で、一度発作が起こると寝込んでしまったり、日常生活に支障が出てしまう人が多くいます。
偏頭痛はこめかみから目のあたりが痛みます。「偏頭痛」という名前から”頭の片側が痛んだら偏頭痛”と思われがちですが、頭の両側が痛むこともあります。
下記のような特徴がある症状が伴うものを「偏頭痛」と呼びます。
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・痛みがズキズキと脈打つようである。(拍動性)
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・痛みの持続が4~72時間
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・発作が起こると、寝込んだり、仕事が手につかないなど日常生活に支障をきたす
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・吐き気がしたり、嘔吐したりする
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・光や音、臭いに敏感になる
偏頭痛の症状|アイ鍼灸整骨院 平塚店
症状
偏頭痛の症状は、片側もしくは両側のこめかみから目のあたりにかけて痛みが生じます。
いったん痛みが出ると月に1~2回、週に1~2回など周期的に繰り返します。
痛みは脈拍のリズムに合わせてズキズキとする拍動性です。
痛みの程度は、中等度(日常生活に支障をきたす程度)~重度です。
偏頭痛のある人の30%ほどに予兆や前兆があります。(下記参照)
また偏頭痛とともに起こる症状として、吐き気・嘔吐・めまい感・光や音、臭いへの感覚過敏があげられます。
前兆
偏頭痛は、痛みの起こる直前に「前兆」が起こることがあります。
最も多い前兆が「閃輝暗点」と呼ばれる症状です。
・閃輝暗点(せんきあんてん)
突然、視野の真ん中にキラキラした点が現れ、ギザギザした光の波が出て、広がり、その場所が暗くはっきり見えなくなる現象です。
その症状は目を閉じても起こり、この症状のあとに偏頭痛が起こることが多くあります。
一般的に5~60分程度続き、その後60分以内に激しい痛みが起こります。
ギザギザ自体は10~20分で無くなることが多いと言われています。
他には、
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・手足のしびれ
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・しゃべりにくさ
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・吐き気
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・ものが二重に見える など
予兆
「前兆」を伴わない場合も、「なんとなく頭痛がきそうだ」という予感がすることがあります。
例えば、
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・だるい
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・気分が優れない
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・イライラする
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・食欲がいつも以上にある
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・空腹感
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・むくみ
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・眠気がある など
これらの症状の後に偏頭痛が起こることがあります。
このような漠然とした症状の場合は「予兆」といいます。
偏頭痛の原因|アイ鍼灸整骨院 平塚店
偏頭痛は頭部の血管が拡張し、炎症を起こすことで痛みが発生します。
しかしその発生の原因はまだ明らかになっていません。
いくつか説がありますが有名なものに「三叉神経血管説」があります。
この説は、何らかの理由で脳の視床下部が刺激され、顔面や頭部の感覚をつかさどる三叉神経に炎症が起こったり、脳の血管が拡張したりすることで痛みが生じるという説です。
この視床下部は、自律神経、睡眠、食欲、女性ホルモンをつかさどっています。
そのため、寝不足、過眠、空腹、ストレス、強い光やにおい・音、気圧や気温・湿度、禁煙、禁酒、月経・閉経・出産・更年期など女性ホルモンの変動などが偏頭痛の誘因と言われています。
また血管を拡張・収縮させるポリフェノールを含む、チーズや赤ワインの摂取も偏頭痛の誘因になることがあります。
危険な頭痛(二次性頭痛)|アイ鍼灸整骨院 平塚店
これまで偏頭痛の症状や原因について書きましたが、
頭痛の中には、脳の異常によって引き起こされる「危険な頭痛」があります。
以下に当てはまる場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。
- 突発的な頭痛 (突然の激しい頭痛)
- 今まで経験したことのない頭痛
- いつもと違う頭痛
- どんどん悪くなる頭痛 (頻度と程度が増していく頭痛)
- 50歳以降の初発頭痛
- 麻痺や視力・視野の異常を伴う頭痛
- けいれんなどの神経症候を伴う頭痛
- 発熱、発疹、項部硬直、髄膜刺激症状を有する頭痛
- 精神症状を有する人の頭痛
- 全身性疾患の既往がある人の頭痛
出典:「日本神経学会・日本頭痛学会 監修/ 慢性頭痛の診療ガイドライン作成委員会編集『慢性頭痛の診療ガイドライン2013 』医学書院 2013 P.6~8」https://minds.jcqhc.or.jp/n/med/4/med0025/G0000601
アイ整体院平塚店ではすべての頭痛に対して施術を行った方がいいとは考えておりません。
アイ整体院平塚店では、「病院に行った方がいいのか」などご相談も受け付けています。
アイ整体院平塚店の偏頭痛の施術方針
アイ整体院平塚店では、患者様の頭痛の細かい症状や症状の出るタイミングなどをお伺いし、頭痛の種類の鑑別を行います。
その後お身体の状態を確認させて頂き、痛みの原因を患者様と共に見つけて、施術プランを作成します。早期の症状緩和を目指し、施術の内容や来院頻度を設定します。
またアイ整体院平塚店の偏頭痛を主訴とした施術では、患部付近の施術から行うのではなく、指先や足先といった末端の施術を行います。
偏頭痛は頭の血管が拡張することが痛みの原因となっているため、まず身体の末端の施術を行い血液の循環を良くすることで、頭部への血流量を減少させ痛みの緩和をしていきます。
痛みが緩和した後は、辛い症状を繰り返さないために「根本改善」を目標に施術を行います。早期に痛みが緩和しても、痛みの根本が残っていては再発するリスクが高くなってします。
辛い症状や繰り返す頭痛でお悩みの方は是非一度アイ整体院平塚店にお問い合わせください。