野球肘
- 肘を上げるのに痛みがある。
- ボールを投げる際に肘に痛みがある。
- 投球後に肘の内側に痛みがある。
- 肘が痛くて曲げ伸ばしが完全にできなくなる。
- 全力投球ができない。
- 一度休めば肘の痛みが無くなるが、再開するとまた痛みが出る。
野球肘とは?|アイ鍼灸整骨院 平塚店
野球肘は小学生から高校生の野球選手(特に投手)に多く発症します。投球過多、オーバーユース(使いすぎ)によって引き起こる肘の代表的なスポーツ障害で、複数の疾患をまとめた総称です。そのため、子どもが発症する野球肘と大人が発症する野球肘は別の疾患を指し、同年代であっても状態などにより別の疾患である場合があります。
野球肘と呼ばれる複数の疾患は、内側型野球肘と外側型野球肘、後方型野球肘、その他の4種類に分けることができます。投球動作の特徴から肘の内側に負荷がかかることが多いため、内側型野球肘の発症率が圧倒的に高いとされています。
繰り返しの投球動作に加えて、成長期の小中学生の骨は、大人の骨と比べて弱い成長軟骨があります。弱い骨に過度な負担がかかるため痛めやすく、小学生の野球肘の発症率は20%にもなると言われており、成長期に肘の骨が障害されるため、痛みだけではなく、肘に何らかの障害を残す骨変形を合併することがあります。
野球肘の症状とは?|アイ鍼灸整骨院 平塚店
野球肘の主な症状は、野球の投球時や投球後に肘の関節や骨の部分に痛みや違和感が生じることです。また、患部を押すと痛みが出たり(圧痛)、腫れ、可動域制限が生じる場合もあります。
多くの場合は、日常生活で痛みを感じることは少ないですが、悪化すると投球に関係のない日常生活でも肘の痛みを感じたり、肘が急に動かせなくなる場合もあります。
稀ではありますが、小指側に痺れや力の入れにくさを感じることもあります。
痛みや痺れなどの症状が出ると、全力で投球することが難しくなり、ボールが遠くに投げられなくなります。
また、罹患している疾患によっても症状は異なります。
野球肘の原因とは?|アイ鍼灸整骨院 平塚店
野球肘の多くを占める内側型野球肘は、繰り返しボールを投げたり、ラケットを振ったりすることで軟骨や靱帯、筋肉、骨に負担がかかり発症すると考えられています。
負担がかかる要因には、
・投げ過ぎ
・手投げや肘下がりなど投球フォームが悪い
・身体の柔軟性不足
・思い切って投げることが多い
・速い球を投げようとしている
などが挙げられます。
さらに、上半身と下半身の連動がうまく行えていないことで、投球フォームに問題が起こり、その結果肘への負担が大きくなってしまう場合もあります。
野球肘の施術方針とは?|アイ鍼灸整骨院 平塚店
神奈川県平塚市のアイ鍼灸整骨院では、まずは野球肘を発症した原因を、問診と身体の検査をすることで見つけます。また、野球肘は複数の疾患の総称なので、どの疾患に当たるかをテスト法等を用いて鑑別します。その際、必要に応じて、整形外科などの受診のご提案もいたします。
当院で施術が可能な場合は、肘の負担の原因となっている筋肉を特定し、なぜそこに負荷がかかるのかを調べます。その後、過緊張を起こしている筋肉の緊張を緩和させるとともに、その筋肉のみに負荷がかからないよう、身体の各関節が正しく動くようにしていきます。関節がそれぞれの役割を正しく果たせるようになることで、痛みの再発予防とパフォーマンス向上に繋がります。
関節が正しく動くようになるためには、身体の柔軟性と筋力が必要です。そのため、平塚市アイ鍼灸整骨院では、患者様お一人お一人に合わせてトレーニングやストレッチの指導もいたします。
また、スポーツをする上で、身体のケアは非常に重要です。
日常で取り入れられるケアの指導に加え、適切なメンテナンス通院の指導・ご提案もさせていただきます。
肘の痛みや違和感などでお困りの方は、アイ鍼灸整骨院平塚店へご相談ください。