椎間板ヘルニア
- 腰痛がある
- 前かがみ(前屈)姿勢をすると腰が辛い
- 首や肩凝り、背中の痛みがある
- 脚、足部や腕、手が怠かったり痺れが出る
- 手を握りづらい(握力が低下してきている)
- 排尿・排便がしづらい
椎間板ヘルニアとは?|アイ鍼灸整骨院 平塚店
椎間板は、「髄核(ずいかく)」と呼ばれるゼリー状の組織を「線維輪(せんいりん)」というコラーゲン状の膜で包まれた構造をしていて、椎骨と椎骨 (背骨)の間でクッションのような役割をしています。
この椎間板が、老化や運動などにより本来の位置からはみ出てしまっていることを「椎間板ヘルニア」といいます。
そもそも「ヘルニア」とは、臓器や脂肪などが、本来あるべき場所から出てきてしまった状態のことを意味します。
はみ出した椎間板(ヘルニア)が神経を圧迫することでしびれなどの症状が出現すると言われています。
椎間板ヘルニアの原因とは?|アイ鍼灸整骨院 平塚店
椎間板は構造上、縦の圧力には強いですが、曲がったり、捻る方向への圧力には弱い性質を持っています。そのため、無理に捻じったり、重たいものを持ち上げることがきっかけで発症することがあります。
また、加齢、仕事での動作(デスクワークや肉体労働)、激しいスポーツ(ラグビー、柔道、野球、バレーボールなど)や運動、骨盤の歪みや姿勢不良、遺伝的要因などが要因として考えられています。
30~50歳代の男性に多く、不良姿勢で座ってデスクワークをしている方や、肉体労働、天井や壁を見上げることが多い職業の方にも多く見られます。
ヘルニアの症状とは?|アイ鍼灸整骨院 平塚店
痺れや痛みなどの症状は、ヘルニアの発生する部位によって変わってきます。
部位によって、頸椎椎間板ヘルニア(首)、胸椎椎間板ヘルニア(胸)、腰椎椎間板ヘルニア(腰)と呼ばれ方が変わります。
・頸椎椎間板ヘルニアの主な症状
頸椎にヘルニアが起こると、首の痛みと片方の肩や手に強い痺れや痛みが現れます。また、両手に痺れや痛みが出現し、箸が使いにくくなったり、ボタンがかけづらくなったりする症状も多く見られます。
・胸椎椎間板ヘルニアの主な症状
胸椎にヘルニアが起こると、下肢にしびれや脱力感を感じたり、体幹~下肢の感覚が鈍くなったり(感覚鈍麻)が主に現れます。歩行時や階段を降りる際に不安感があり、気づくことが多いようです。
症状が進行すると、下肢の筋力が低下したり、膀胱・直腸障害(すぐに排尿できない、残尿感があるなど)がはっきりと起こるようになります。
胸椎と腰椎の境目(胸腰椎移行部)でヘルニアが起こる場合は、膀胱・直腸障害だけが症状として現れる場合もあります。
・腰椎椎間板ヘルニアの主な症状
腰椎にヘルニアが起こると、腰・お尻の痛み、足の痺れや痛み、脚(足)や腕、手などの筋力低下、歩行障害などの症状が現れます。前かがみ(前屈姿勢)になったり、同じ姿勢が長い時間続く仕事内容(デスクワーク、立ちっぱなしの時間が長い仕事)が多い方に、痺れや痛みの症状が強くなることが多く見られます。
ヘルニアによる神経の圧迫が進むと、つまづきやすくなったり、歩行障害が出たり、排尿・排便がしづらいといった症状(排便排尿障害)が出ることがあります。
アイ鍼灸整骨院 平塚店の椎間板の施術方針
椎間板ヘルニアの約80%は自然経過で改善していくと言われています。椎間板ヘルニアは原則として、保存的療法(手術をしない治療方法)を行います。保存的療法には、コルセットの装着やけん引療法、腰部のマッサージなどがあります。また、痛みが強い場合には、鎮痛を目的としたブロック注射が行われます。内服薬には、筋弛緩剤や消炎鎮痛剤などが用いられます。
これらの保存療法を2~3ヶ月行っても効果のない場合や、痛みが強い場合、下半身の運動麻痺が出てきた場合などには、手術療法が行われます。
多くの場合、椎間板ヘルニアは日常生活や仕事での不良姿勢などによる局所への負担や、それによる背骨や骨盤のバランスの崩れが原因で起こると私たちアイ整体院平塚店は考えています。
しかし、不良姿勢になる原因や負担のかかり方、背骨や骨盤の状態、生活スタイルなどは患者様によって様々です。正しい姿勢を保てるように筋力トレーニングが必要な場合もありますし、筋肉の緊張を和らげて椎間に負担がかからないようにする必要もあります。
患者様お一人お一人に丁寧な問診を行い、必要な検査法を選択して、患者様に合った施術プランをご提案させていただきます。
痛みの出ない体づくりを私たちアイ整体院平塚店としませんか?