捻挫
- 運動中に足を捻った
- 手をついたときに手首を痛めた
- 何度も捻挫を繰り返している
- 昔、痛めた足首がまだ痛む
- 痛みを早くとって競技に復帰したい
捻挫とは|アイ鍼灸整骨院 平塚店
耳にする頻度はとても多いのにその実体を知らない症状ってありますよね。捻挫(ねんざ)もそのひとつではないでしょうか。
捻挫をわかりやすく言うと、「足首などの関節を可動域を超えて捻ったことで、関節周囲の靭帯や腱、軟骨などを損傷すること」です。
捻挫は運動中に起こるだけでなく
・段差などでつまずいて足首の関節を捻る
・突き指
・むち打ち
なども含まれます。
捻挫はどの関節でも起こる可能性がありますが、特に足首、手首、指に多くみられます。
捻挫は靱帯の傷つき具合によって損傷レベルが分けられます。
「Ⅰ度」:靱帯が一時的に伸びている状態。
「Ⅱ度」:靱帯の一部が切れている状態。
「Ⅲ度」:靱帯が完全に切れている状態。関節が不安定になっている。
Ⅰ度やⅡ度の場合は、安静にすることで、靭帯同士がくっつき自然治癒が期待できます。
一方でⅢ度の捻挫の場合は、手術が必要となることがあります。
捻った時の力のかかり具合によっては、
・筋肉や腱が傷つく「挫傷」
・骨に影響がある「骨折」
・軟骨にひびがはいる「軟骨損傷」
など捻挫以外の疾患を併発していることもあります。
損傷した靭帯の箇所によっては痛みを感じにくい場合もあり、1週間ほど経っても、違和感や痛みが続く場合は注意が必要です。軽く捻っただけだから大丈夫だろうと軽視せず、一度専門家に相談することが重要です。アイ鍼灸整骨院平塚店では、捻挫の鑑別も行っています。お気軽にご相談ください。
捻挫の症状とは|アイ鍼灸整骨院 平塚店
捻挫の症状はその程度によって様々ですが、
・動かす
・体重をかける
・損傷部位を押す
などを行うと痛みを感じます。
また、痛みは「急性期か慢性期か」また「重症度」によって異なります。
「急性期」とは受傷直後の痛みや炎症が生じている期間の事を指します。
この期間に見られる主な症状としては、
・患部の腫れ
・内出血
・熱感
・関節を動かすことによる痛み
などがあります。
腫れの具合や痛みの強さで捻挫の重症度が決まります。
「慢性期」は、急激な痛みや炎症が収まり、回復に向かっている状態を指します。
・不安定な関節のぐらつき
・だるさ
・筋肉のこわばり
が見られ、痛み自体はそこまで強くありません。
しかし、この段階で、痛みが無くなったからと言って運動などを再開すると、捻挫が癖になるリスクが高まります。運動の再開は、しっかりと完治をさせてから行うことが重要です。
捻挫の原因とは|アイ鍼灸整骨院 平塚店
捻挫は、手首や足首などの骨と骨を繋ぐ関節でよく発生する疾患です。
関節は
・靭帯:骨と骨を繋ぐ結合組織
・軟骨:骨と骨のぶつかる部分でのクッション
・関節包:関節を包む袋状の膜
・滑液:関節を動かしやすくする潤滑油のような役割
・滑膜:滑液を分泌する組織
などから構成されています。
関節の構造上、関節を動かすことが出来る範囲には限りがあります。その範囲を超えた動きを無理に行い(捻挫)、靭帯や関節包といった組織が傷つくことで痛みが生じます。
同時に、周囲の血管にも圧力がかかり、血管が損傷することで、内出血や腫れも見られるようになります。
激しい動きの多いスポーツの選手や学生にとって、日常的に起こる怪我の一つです。予防策としては、関節の柔軟性を高めることが効果的です。
捻挫の施術方針とは|アイ鍼灸整骨院 平塚店
アイ鍼灸整骨院平塚店では、カウンセリングと身体の検査をしっかり行い、痛みの除去と再発防止のための根本改善を目指します。捻挫とひとくくりにしても、原因はさまざまです。アイ鍼灸整骨院平塚店では、カウンセリングで日常生活やお仕事の状況、競技についてなどをお聞かせいただきます。
また、身体の検査では患部の確認の他に、筋力や柔軟性の確認、身体の使い方の確認をします。カウンセリングと検査から根本の原因を探し、お一人ずつにあった施術プランを作成いたします。
捻挫をした関節に炎症症状がある場合は、電気による施術やアイシング、抗炎症作用のある湿布などで炎症症状を抑えていきます。
炎症症状が治まったら、次に筋肉にアプローチしていきます。筋肉にアプローチする事で、捻挫をしてしまった関節の可動域制限を除去していきます。
炎症症状が取れて、関節の周辺の筋肉が緩んだら、次に行うのは根本改善です。アイ鍼灸整骨院平塚店では、疼痛緩和(痛みの除去)をした後の根本改善に力を入れています。
根本改善とは、捻挫を起こしてしまった原因を追及をしていき、そこに対してアプローチをかけていきます。身体の骨格のバランスを見て、それぞれにあったトレーニングやストレッチなどを実施、提案しています。
捻挫でお困りの方はぜひ平塚市アイ鍼灸整骨院にご相談ください。
捻挫してしまったら?アイ鍼灸整骨院平塚店
捻挫の場合には早期に処置をすることが重要になるため、捻挫をしてしまった際にはまず「RICE処置」を行なって下さい。RICE処置が行われると治癒・回復は促進され、日常生活やスポーツへの復帰も早められます。
Rest(安静):スポーツ活動の停止
→安静に関しては無造作に動かさないことが優先です。
筋肉や関節の動きを抑えることによって内出血も抑えられます。
Ice(アイシング):患部の冷却
→ビニール袋やアイスバッグに氷を入れて、患部を冷却します。15〜20分ほど冷却したら(患部の感覚が無くなったら)はずし、また痛みが出てきたら冷やします。
Compression(圧迫)
→患部を包帯やテーピングで圧迫することで、出血や腫れを抑えることができます。
末端ほど強い圧力で、体幹に向かうほど徐々に弱く圧迫するのが理想的ですが、これには若干の練習が必要です。
不安な場合はあまり強く圧迫しすぎないようにしましょう。
Elevation(挙上)
→損傷部位を心臓より高く挙げるようにします。